2004-08-13 第1話 DQ4・小説 >< 真っ暗な 場所にいた。 たった 一人の 場所にいた。 真っ暗な中で なにも 見えないまま。 怖い怖い 声だけが生まれ 消えていったのを知った。 真っ暗な 闇を抜けても やっと その 闇を 抜けても 真っ暗な まま 光 思い出 今まであった現実 嘘だったのかな あの光は。 本当はずっと 闇の中にいた。 たった一言呼んでみた。 「母さん」 返事は なかった。 それから もう 呼ぶことはしなかった。 返事がないのが怖かったから。 もう呼ぶのはやめた。 >