階段

階段。
ゲームにおいて、ツボやたるを支える名脇役であろう。
私はこれも好きだ。
でもどっちかと言うと、ゲームのコレよりは現実のコレが好きだ。


階段。
何故好きなのかはサッパリ判らない。
むしろ上るのは疲れる。
好きなのは疲れではなく、そのフォルムだ。


残念ながら、ドラクエではこの階段はあまり強調されない。
だが誰もが思い出せるだろう。
あの、ザッザッザッという音。
ドラクエの階段はフォルムではない、音だった。
対してFF。
これもまぁ、それほど強調されていない。
んだが、例えば7で神羅ビルを上るときなどものすごい。
長い。走る。疲れない。
ゲームなんだから主人公たちに疲れさせろとは言わない。
そんなゲームじゃイラツクだけだ。
でも疲れなければ疲れないで心配になる。
そーゆープレイヤー視点だ。
その他立体的なRPGは大抵同様だろう。


ゲーム内では階段は縁の下の力持ち。
あくまで目立たない存在なのかもしれない。
しかし、
感動したのがバイオハザード
あれはいい!
視点が変わって階段アップ!
カツカツカツっと素敵な靴音!
上には何があるんだという緊張感!
しかもなんて洋館仕立てのいい階段なんだ!
階段はあの時、輝いていた。