チョッポー王国のなんでも屋さん

なんでしょう、これ。
デジファミには多分置いてません。
実はDLするつもりがちっともなかったのに、
「たのしいもり」の作者さんサイトに飛んで
「たのしいもり」をゲットするつもりが、
手が滑ってうっかりクリックしたリンク先である。
しかも、プレイするまでソレに気づかなかった阿呆っぷり。
どうにかしてくださいよ!
しかも……よくやるんだよね。まいっちゃうな。


やるつもりもなかったゲームをうっかり手にしてしまった。
でも、せっかく貰ってきたのにやらないのはもったいない。
面白いかもしれないし。
作者さんの名前も聞いたことある、有名な人かも。
タイトルはほのぼの系だ。
じゃ、やってみるか。


なんでしょう、これ。
妙に不思議な気分。
2000製なのにレトロな画面。
いいかげんな展開。
すごい短い。
複雑な謎解きも、戦闘も会話もほとんどない。
これから冒険か! と思ったところで終る。
ちなみに、システム自体は迷路モノでした。


これだけ書くと思いっきり否定してるようだが、
だが、しかし。
私はこのゲームにすごく惹かれた点がある。


自分に当たると敵が死ぬ。
(エンターを押したらだったかもしれない。
 忘れたが、とにかくすごく簡単に敵が死ぬ。)


これは重要な出来事だと思う。
普通、か弱いのは主人公の方であり、
マリオでもグラディウスでも、
敵に当たると自分が死ぬのが当然。
自分の方は一生懸命踏んだり、玉を発射したり
がんばらなければならない。
そりゃ、敵の弾に当たったり、踏まれた場合の死は許容しよう。
だが!
なぜ自分は当たっただけで死ぬのだ!
これは不公平ではないか!
アクションが大の苦手な私は、
そんな不満を一度ならず、何度も持っていた。


なのに、なのに……
このゲームでは見えてる敵がざくざく消える。
自分に当たる(か、エンターを押す)だけで!
しかも、自分はちっともダメージを受けない!
あはははは、虐殺だ!!
ゲーム自体はほのぼのなのに、
アブなくなるほどの妙な爽快感。


このゲーム、もっと先までやりたかったなぁ。
大ボスとかもこの弱さだったら新鮮なのに。
あまり長いゲームになると、さすがに飽きるだろうけど。


チョッポー王国&たのしいもり、
作者さんのサイトはこちらです。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA012803/