Ah アクションに夢見て負けそう
あんまりクリアできずに放ってあるアクションRPGが多いんで、
ついに夢に見てしまった。
こんな夢を見た。
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一部屋ずつクリアするタイプのダンジョンで、
主人公(自分)は丸腰、逃げるだけ。
最初の部屋は恐竜みたいな敵(でかいが、動きが遅い)、
2番目の部屋は、2頭身の可愛らしい少女(同じ姿が3人)、
3番目の部屋は、ガチャピンとムックだった。
ダンジョンに入ってから一定時間は敵が穏やかで、
攻撃してこない。
恐竜は動かず、少女たちは可愛らしく微笑んでいる。
ガチャピンとムックは、穏やかにたたずんでいる。
景色は明るく、まるでテーマパークのようだ。
和やかな世界を、私は超スピードで駆け抜ける。
時間は待ってくれない。
2番目の部屋に差し掛かったところで時間が来る。
空気が凍りつく。
可愛らしい少女たちが、紫色に変貌するのを
溶ける視界の端で見る。
恐怖。
猛スピードで「主人公に近寄る」紫色の少女たち。
私はギリギリのところを突っ切って、
3番目の部屋の扉に飛び込んだ。
そこにいるのは、
ガチャピンとムック。
こいつらには、何度も負け続けている。
垂直に、3メートルほども飛び上がり、地響きを起こすガチャピン。
ランダムに、直線的に、素早く動き回るムック。
ガチャピンの傍を駆け抜ける、
いけるか?
出口は、まだ……
!!
振り返る私の眼に、紅い姿が一瞬
映って
消えた
また、だ。
また、だ。
この恐怖は、死ではない。
痛みでも、ない。
もう一度最初から、もう一度同じ場所を、
走り続けなくてはならない
その、運命への、恐怖。
何度この場所を……繰り返すのだろう。
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いや、本当に怖かったんだよ!
だって、ガチャピンとムックだよ!?
意味分からないし!
すごいんだよ、すごいジャンプ力とかスピードでね!
妙にリアルだしっ。
あぁ、
ゲームの主人公。
アクションRPGに限らないけど、
自分の身長より高く飛び上がる敵とか、
ものすごいスピードで動く敵にいつも立ち向かっているんだよな…
なんつぅか、こう……
これからは、もっと優しくしてやろう……
回復アイテムいっぱい買って、ね。