防具屋の女の子

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当たり障りのない、ほのぼのコメディ。
だと、思ってた。
思っていたさ。

当たり障りが、あった！！
感動してしまった！！　ばかー。
すっごい短いのに、このドキドキはなんなんだ！
胸のハートの瞳のまなこを突き刺された感じだ。
触れられてはいけないところに、触れられてしまったみたいだ。

魔族と、人間、
子供と、母親と、父親。
魔王とか、未亡人とか、そういう恋愛のカタチ。

リアルじゃないのに、リアルみたいに、
ずーっと求めてきた何か。
長年心の中でくすぶっていた思いを、
このゲームに暴かれたみたいで、
何か悔しくてくすぐったいのだ。

かるすはこういうストーリーやキャラが大好きで。
好きすぎるから、見たくない。
心を揺さぶられるのが怖い。
はぁ〜…素直になるって、むずかしい。